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2023年2月28日

オンラインインタビューのメリットと実施時の注意事項

新型コロナウィルス感染症の流行により、感染防止の観点から対面でのインタビューが難しくなりました。代わりに行われるようになったのが、ビデオ通話機能を使った「オンラインインタビュー」です。

今回は、オンラインインタビューのメリットや、実施時に気をつけたい事柄について、まとめてみました。

オンラインインタビューのメリット

場所を問わずにできる

インターネット環境さえあれば、国内外を問わずどこにいる相手にもインタビューができるので、場所の制約を受けることがありません。

低コストでできる

インタビュアーも取材相手も双方に移動費用がかからず、会場費も不要です。

リラックスできる

初対面の相手とのインタビューでは、お互いに多少の緊張が伴うものです。しかし、移動のストレスがなく、自宅などいつもと変わらない場所で、リラックスした雰囲気のなかで行うことができます。対面でのインタビューよりも受け答えがしやすくなり、踏み込んだ質問にも率直な回答が得られる場合もあります。

オンラインインタビュー実施時の注意事項

事前準備

インタビュー相手への連絡

複数の候補日を挙げ、取材相手の希望を聞いて調整した日時が確定したら、できるだけ早く先方に連絡します。

事前に ①日時、②所要時間、③使用するツール、などを伝えておきます。ツールについては、使い慣れているツールを確認し、相手に合わせたものを使用しましょう。また、質問事項もあらかじめ送付しておくことで、取材相手は回答を準備でき、インタビューの効率がよくなるでしょう。

インタビュー環境の整備

音声や映像が途切れがちになると会話に集中できないので、ネットワーク環境は大切です。無線LANやWi-Fiは電波が不安定になりやすいので、有線LANの使用をおすすめします。

オンラインインタビューには、カメラ、スピーカー、マイクが必要です。ヘッドセットを使うと音声が、よりクリアになります。事前に機能を確認し、準備しておきましょう。

自宅で実施する際は、背景に壁など、余計なものが映り込まない場所を選びます。できるだけ個室で実施し、同居の家族がいる場合には、インタビュー時間を伝え、その間は部屋に入らないように協力してもらいましょう。会社のオフィスで実施する場合も、会議室など静かな場所で行います。個人情報や機密情報の漏洩防止のため、人が大勢いる公共スペースやカフェなどで行うことは避けましょう。

写真の確認

オンラインインタビューの場合、写真撮影ができません。コンテンツ制作に写真が必要な場合は、先方に写真の提供を依頼しておきましょう。あるいは、周囲の人に撮影してもらうよう取材相手にお願いし、後でデータを送ってもらうという方法でもよいでしょう。

当日

身だしなみを整える

オンラインインタビューでも、対面時と同様に身だしなみはきちんと整えましょう。相手に失礼のないようにラフな服装は避けるように注意しましょう。

録音・録画の承諾を得る

録音や録画をする際は、オンラインインタビューの場合でも対面時と同様に、対象者の承諾を得るのがマナーです。その旨を開始前に伝えましょう。

音声を確認する

よくある失敗に、ミュートにしたままで喋っていたということがあります。また、複数人でのインタビューの場合、ある人の声だけが小さすぎたり、逆に大きすぎたりしてボリュームの調整に困るケースも少なくありません。途中での指摘はしにくいですから、インタビュー開始時にまず、音声に問題がないかを確認しましょう。

移動時間も交通費もかからず、遠隔地にいる人とのコミュニケーションを実現するオンラインインタビューのメリットは大きいものです。今後ますます活用されていくことでしょう。

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