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コラム

2022年7月26日

Web会議の音問題と解決策

Web会議の音声に困っていませんか?

オフィスでWeb会議に参加する場合、自席やブース席、オープンなミーティングスペースを使用することも多いでしょう。そんな時、周囲から聞こえてくる様々な雑音を防ぎ、Web会議を快適な環境に変えるには、次のような解決策が考えられます。          

うるさい騒音を防ぐには

【ケース1】周りの音がうるさくて、発言内容がよく聞き取れない

近隣席の電話や話し声をパソコン内蔵のスピーカーが拾ってしまい、相手側には雑音となって発言の内容がよく聞こえない、という問題が起きることがあります。

解決策

マイクスピーカーを使用する(オフィスから複数の人がWeb会議に参加する場合)

BluetoothやUSBで接続でき、騒音が入り込まない「ノイズキャンセリング機能」が搭載されています。周囲の環境に合わせて音量を自動調節したり、収音モードが搭載されたりしているものもあります。

ヘッドセットを使用する(オフィスや自宅などから一人でWeb会議に参加する場合)

マイクスピーカーと同様に周囲の音を拾わない「ノイズキャンセリング機能」が搭載されています。相手の声がクリアに聞こえることで、よく聞き取れないために、ついつい自分の声が大きくなってしまう現象も防げます。

【ケース2】自席でWeb会議中の人の声がうるさい

周囲の騒音で相手の声が聞き取りにくいために、発言者の声も自然と大きくなってしまうということがあります。

解決策

遮音性能の高いブース席を利用する

Web会議の主催者である場合や、発言の機会が多い会議の場合は、最も有効な手段です。これが利用できる場合は、スピーカーやヘッドセットは特に必要ありません。

発言時以外はマイクをミュート(消音)にする

周囲の環境音で相手を不快にさせないために、ミュート機能を活用しましょう。オンとオフの切り替えが少し面倒ですが、自分が話しかける時以外はミュートにする習慣をつけておくことがマナーです。

【ケース3】「キーン!ブーン!」なに!?この音!!

スピーカーから出た音をマイクが拾ってしまうことが原因で、ハウリングやエコーが発生することがあります。複数の端末を同時に利用することで起こります。

解決策

マイクとスピーカーの設置場所を確認する

パソコンの近くにスピーカーなどの音響機器を置くと、ハウリングが発生する原因になります。キーンという不快音が発生しないように、マイクとスピーカーの配置に注意しましょう。

マイクとスピーカーの性能を見直す

マイクとスピーカーの位置に気をつけても、どうしてもハウリングが発生してしまう場合は、エコー防止機能がついたマイクに変更してみましょう。

また、どうしてもノイズが入ってしまい、相手の声が聞こえにくい場合は、マイクとスピーカーが一体になっているスピーカーフォンを使うことで音質が改善されます

パーテーションを利用する

個室ブースを設けるのはハードルが高いという場合、パーテーションを利用することでリーズナブルかつ手軽に、Web会議ブースがつくれます。

吸音性の高い素材のパーテーションを使うことで、ある程度の騒音を防ぎ、ハウリングも軽減できます。

Web会議における音に関する悩みとその解決策について一例を挙げてみましたが、その他にも「Web会議中に、音声の途切れや遅延が起きる」といったこともあるでしょう。

この問題は、Web会議で使用するシステムの製品の品質にも関係があります。

次回のテーマは、Web会議システムにはどのようなものがあるのか、それぞれの特徴について取り上げます。

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