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2024年5月27日

少人数オフィスで理想的なレイアウトとは?

このコラムでは、社員数が少ないメリットを活かした、オフィスのレイアウトについてお伝えします。

少人数ならではのオフィスづくり

少人数のコンパクトなスペースのオフィスづくりには、人数の多い大規模なオフィスではできないメリットがあります。人数が少ないと、社員一人ひとりの意見を汲み取り、レイアウトに反映させることができます。自分の意見が取り入れられたオフィスで働けることは、社員にとってモチベーションの向上につながります。また、スペースが限られているからこそ、オフィス全体のデザインに統一感を持たせやすいというメリットもあります。さらに、オフィスに必要な備品の数も多くは必要ないため、その分の費用をこだわりあるデザインのインテリアや家具に回すことができます。おしゃれで機能的な空間を実現しやすく、業務効率のアップも期待できます。

オフィススペースの区分

オフィスの面積に占める各スペースの一般的な割合は、執務スペースが5割、共有スペースと収納スペース、通路を合わせて2割、その他に役員執務スペース、情報管理スペース、リフレッシュスペースが、それぞれ1割ずつとなっています。小規模オフィスでは、デスクワークスペースは6~7割を占めることが多いです。

少人数オフィスのデスクレイアウト

少人数オフィスには、部門やチームごとにデスクが向かい合うように配置する島型のレイアウトがおすすめです。このレイアウトは、狭いスペースでもデスクを置きやすく、島型で向かい合わせに座ることで、お互いの様子が見えるため、コミュニケーションが取りやすい利点があります。

しかし、実際には自社の働き方に合わせて検討する必要があります。内勤者が多い場合は、固定席がよいですが、外勤の社員が多い場合は、固定席ではなくフリーアドレスがよいでしょう。フリーアドレスの場合は、個人用ロッカーの設置などの工夫も必要です。また、来客が多い場合は、応接室を兼ねた会議スペースも確保しなければなりません。常時専用のスペースを確保するのが難しい場合は、可変性のあるパーテーションやデスクを取り入れると、フレキシブルにスペースを活用できます。

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少人数オフィスのレイアウトのポイント

事前準備

理想的なオフィスづくりには、自社の業務内容や働き方を考慮し、どのようなオフィスにしたいのか、コンセプトを明確にすることが重要です。また、ニーズや問題点を把握するために、従業員の意見を聞くことも大切です。オフィスの面積、社員数や組織体制、各部署の業務内容、必要な収納の容量、通信環境などについて確認し、検討しておく必要があります。

スペースを有効に活用する

少人数オフィスでは、収納スペースが不足する傾向にあります。ペーパーレス化で書類の量を減らすことや、壁際やコーナーなどのデッドスペースを上手く活用して収納すること、などの工夫が必要です。また、スペースを区分するために設置するパーテーションは、あまり多用すると小規模なスペースでは狭さが強調されてしまい、閉塞感が生まれます。パーテーションは、高さが低めのものや格子状のものを選ぶと、圧迫感を抑えることができます。

個室ブースを活用する

少人数オフィスでは、スペースの狭さから、周囲の音が気になるという問題があります。機密性の高い会議や、集中して業務を行いたい場合などに、個室型ブースを活用するとよいでしょう。大規模な工事の必要がなく設置できて、1人用だけでなく、複数人用もあるので、Web会議時や少人数のミーティングなどにも便利です。

「少人数だから、狭くてもなんとか働けているオフィス」というのではなく、社内で十分意見を出し合い、工夫することで「機能的で、なおかつ理想的なオフィス空間」をぜひ実現してください。

少人数オフィスでも使えるミーティングスペース →「プライベートボックス2人用コンパクト」

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